大阪府公立高校入試合格への道

現役学習塾長が大阪府公立高校入試や教育について、いろいろ発信します。

教育

概念力を高めるということ

国語の指導をしていて思うことがあります。 それは、概念力の有無が国語の得点の最高到達点に影響するということ。教科としての国語はいくつかの性質にわけることができます。 すなわち『読解速度』『概念力』『記述力』『語彙力』『文法力』あたりでしょう…

中学生用チャート式をおすすめする理由

数学C問題を攻略するにあたり、市販教材でおすすめするのは この教材は使用上注意しなければならない点はありますが、C問題の基礎力を上げるために必要なエッセンスが盛り込まれています。以下、特徴と注意事項をお伝えします。 取り組むのは公立対策を始め…

C問題数学を解くのに必要な力

今年のC問題はやや難化していたように思います。2017年の悪夢とまではいかないでしょうが、平均点は大幅に下がると予想しています。さて、今回はC問題を解くために必要な力を紹介します。少なくとも、学校の勉強だけではC問題を採択する一番低いレベルの高校…

ところで最近の大阪府公立入試の仕組みってどうなってるの?というあなたに。

「大阪育ちだけど最近の入試の仕組みはわからんわ~」というあなた。 まとめましたので、ぜひご覧ください。 令和2年度 大阪府立高校入試概要 2020年の大阪府立高校入試の選考基準 もし落ちたらどうなるのか 令和2年度 大阪府立高校入試概要 ■日程・時間割 …

大阪府公立高校入試 1年前にすること

www.zanetan.info 以前は中学3年生に向けて直前期にすることを書きましたが、今回は中学2年生とその保護者さんに向けて書きます。 明日はいよいよ大阪府公立高校入試の一般入試です。 最近は私立高校無償化の影響もあってか私立高校進学の割合が増えてきた…

勉強計画を立てる意味

今回は、勉強計画を立てることについて書きますので、是非とも読んでください。 勉強計画を立てる意味とメリット 普通の中学生のテスト前の過ごし方 テスト勉強ってどんなことをすればいいの? 勉強計画を立てる意味って? テストまでに何をしなければならな…

海外に学ぶ ~スウェーデン~

今日は気になったお話から。 教育の話をするうえで重要な視点となるのが、他国との違い。 ここは気になっているようでなかなか調べる機会がありません。 というわけで、世界有数の学力レベルを誇るスウェーデンについて調べてみました。 基本的な教育の流れ …

勉強していて壁にぶつかったときの心構え

勉強をしていて、どうにもならないと悩むときはあるのではないでしょうか。特に今の時期はそんな感じで悩む人が多い気がします。しっかりとやってきたと思っているのですが、どうにも不安で仕方がない。また、やってきたことが合っているかどうかも自信がな…

定期テストで国語の点数を上げる方法

中学生の悩みで多いものが『国語の勉強方法がわからない』です。たしかに、国語という科目はその性質上、一朝一夕に実力が上がるものではありません。 いうなれば人生の知識を問われているということにもなりえます。そんな国語であっても、実はテスト対策の…

大阪府公立高校入試C問題の特徴と気をつけるべきこと

大阪府公立高校入試の国語・数学・英語にはA・B・Cのレベル分けがあります。どのレベルの問題を選択するかは、各高校の校長先生に決められます。今回は、その中でも特異であるC問題について書きます。 C問題の概要 特異な点 どう対策すればよいか まとめ C問…

実際にある進路についての悩み

今回は、実際に子供から話を聞く進路の悩みについて書きたいと思います。 *やりたいことがわからない*いける進路かどうか不安*何を基準に決めていいかわからない とにかく、『わからない』系の悩みが多いのが特徴です。大人になると感覚としてわからなく…

9年間の教育について その3

zanetan.hateblo.jp続きです。国語が大事ということで、読みを心掛けてほしいというのが1年生時点でのお願いです。塾長という仕事柄、多くの子どもと接することがあり、その共通点として国語力の不足を感じます。小学2年生以降からは徐々に書きや計算の割合…

9年間の教育について その2

zanetan.hateblo.jp 前回の続きです。 まずは小学校1年生から。 まず、前提として教育の質に地域格差があることは理解しておいたほうが良いです。 全国学力テストの結果から、都道府県レベルでも差があります。 (どこまで参考になるかわかりませんが、傾向…

大阪府公立高校入試について

こんにちは。 今日は大阪府公立高校入試について。 前期後期制に分かれたり戻ったり、紆余曲折を経て今の形に辿り着いた大阪府公立高校入試。 C問題の英数の難易度は相当高く、勉強方法に悩む子も多いのではないでしょうか。 実際、中学校ではC問題どころかB…

少子化と学習塾

こんにちは。 2019年の出生者数は100万人を割り込み、事前推定数を大幅に超えて減少しているようです。 塾業界では少子化の波をプラスに考えるような話も見受けられますが、昨今のM&Aの流行は未来を危惧するに十分な現象と言えると思います。 さて、個人塾は…

9年間の教育について その1

こんにちは。 今回は小学生の勉強方法について書いていきたいと思います。ただし、長くなりそうなので『その1』とさせていただきました。 日本に住む私達は基本的に、小学校入学から中学校卒業までの9年間の教育を受けることになっています。いわゆる義務教…