大阪府公立高校入試合格への道

現役学習塾長が大阪府公立高校入試や教育について、いろいろ発信します。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

社会の用語の覚え方

社会の用語は、そもそもその言葉の意味がわかっていないために覚えられないという子が多い。「大陸棚」と聞いて、一体何を意味しているのかがわからないと、どのタイミングで使えばいいかもわからないし、ピンとくることもない。言葉の意味は、教科書を読み…

新中3が夏までにやること

新中3が夏までにやることとしては、 まずは基礎知識を蓄えて、覚えられてるかチェックしまくることに尽きる。応用なんてものは、どうせ冬にやることになる。 その際に基礎の部分で困らないように、基本的な計算や英単語、文法問題などを解けるようにしておこ…

暗記の法

試験勉強などでもっとも苦痛なのが、好きでもないことを大量に覚えなくてはならない「暗記」という作業だろう。社会ではクイズのような出題のされ方が多いため、まさしく暗記するだけで得点ができる可能性が上がる。また、英単語や漢字や公式は、そもそも覚…

勉強に慣れるということ

机に向かうとか本を読むとか、開始するのに若干の抵抗があるのはわかる。勉強以外のことでもそうだが、慣れるというのは、その抵抗感が弱まっていくということだ。慣れるためには、それらのことに対する「いつも通り感」と「嫌じゃない感」を持つことが大事…

勉強の記憶と、普段の生活の記憶と

中学校の勉強の進みは異様に遅い。たとえば数学においては、中学の学習量の5倍を高校で習う。つまり、高校の学習速度の5分の1の速度と、単純に考えられる。どうして、義務教育だからという配慮なのだろうか。その真意はわからないが、一つ言えるのは、「本気…

ICT教育は、内気な日本人を救いそう

日本の教育は遅れている!?ICT教育の海外事例からわかる日本の現状2019年の記事ですが、日本のICT教育が遅れているというもの。2020年に入ってから、教育にタブレットを用いる私立高校が増えてきているように感じます。ギガスクール構想も進んでいますので…

頭を使うって体を動かすことに似てる

zanetan.hateblo.jp前回の話題に続いて、脳に負荷をかけるとは一体どういうことか考えてみる。仕事柄、極端に勉強に対して意識を持っていない子どもを見ることがある。意識を持っていないというのは、「勉強を自分事として捉えられない」といった感じの意味…

頭を使わないと伸びない

当たり前と言えば当たり前なのだが、頭を使わないと伸びない。伸びない子の特徴は 「頭を使わないようにするクセがついていて、頭を使えない」 「勉強に対する忌避感からなのか、勉強を避ける行動をとりがち」 「言われたことを素直に守らない」 など。別に…

整数問題対策について

今年の大阪府公立高校入試は、一部の単元が出題されないことになっている。そのため、出題範囲の中で、上位層をふるいにかけるための問題が作成されるはずである。昨今、中高の数学指導では整数単元の重要性が高まっている。大阪府の入試も例に漏れず重要視…

大学入試で現代文を使うなら哲学を学んでおこう

最近は高校入試の話から遠ざかり気味なのは、大学受験生の指導に力を割きがちだからである。特に現代文については指導にコツがいるので、直接指導しているというわけだ。現代文の対策の基本は、「語彙力強化」「読解練習」「概念の拡張」だ。(以前どこかの…

【高校入試直前期】確認しておきたい国語の語句など

高校入試直前期に確認しておきたい語句一覧をまとめてみた。 尚、漢字の書き取りは小学校高学年から中学1年あたりの範囲が出やすいので、あまり難しいものは勉強しなくてもよい。 英作文も同様で、自分の知っている単語を使えるようにすることを意識するとよ…

予備校と塾の間の存在

大学入試に挑むにあたり、学校の指導ではどうしても個別の学力を伸ばしきれない。これは学校教育が悪いという話ではなく、性質の問題だ。集団に対する指導というものは、功利主義的な側面がある。個別対応することが前提となっていないのだ。学校外の大人に…