勉強していて壁にぶつかったときの心構え
勉強をしていて、どうにもならないと悩むときはあるのではないでしょうか。
特に今の時期はそんな感じで悩む人が多い気がします。
しっかりとやってきたと思っているのですが、どうにも不安で仕方がない。
また、やってきたことが合っているかどうかも自信がないし、伸びている気もしない。
気持ちが滅入るのもわかります。
そんなときのおすすめの心構えを書きます。
どうして壁にぶつかるのか
勉強していて不安になったり自信がなくなるのはなぜでしょうか。
それは、成長の実感が感じにくくなっているからです。
前提として、勉強習慣を継続できていない人は除いて話をします。
ある一定の期間、習慣として勉強できている場合、初めのうちは手ごたえを感じるはずです。
しかし、徐々に手ごたえがなくなってきて、そして、自分の勉強に対して不安になるのです。
成長はしている
勉強をしている限り、成長はしています。
昨日までできなかったことができるようになり、知らなかったこと知り、そして正確でなかったことなどが改善しているからです。
では、どうして成長を感じられなくなるのでしょうか。
それは、大小さまざまなピースがあるパズルをイメージするとよいでしょう。
初めのうちは大きなピースを埋めていけるため、どんどん手ごたえを感じることができます。
しかし、大きなピースが埋まっていくと、徐々に小さなピースを埋めていくことになるのです。
そうすると、1つ埋まるまでに時間がかかり、効率も悪く感じます。
それが、自身の成長を感じにくくなる原因になるのです。
つまり言い換えると、初めのうちは0から知ることが多かったのでできるようになる実感を得やすかったが、
徐々に、その正確性や質を高めていく勉強になるため、できるようになっている実感を得にくくなるということです。
どのような心構えがよいか
わかっていても、成長が感じられなくなることはつらいです。
正確にはスランプと異なる現象ですが、うまくいっていると感じられない点では同じでしょう。
このようなときにおすすめするのは『今は成長の力を蓄えているときと考える』ことです。
実感できないが、それも成長には必要
実際は確かに成長しているのですが、感じられない以上、納得できないはずです。
そんな時は、『このような期間がなければ、真の成長は臨めない』と考えましょう。
嵐もそうですし、噴火もそうです。しっかりと力を蓄えてから本領を発揮するものが、この世には多くあるのです。(たとえが変)
勉強もそうです。スムーズにトップレベルまで成長することが大事なのではありません。
ぐっと堪えて勉強に向き合い続け、そして成長を遂げることが重要です。
そうして得た力は、大きな自信を伴って自分を助けてくれます。
まとめ
考え方ひとつでいい方向にも悪い方向にも行ってしまうのが人生です。
勉強で悩んでいる人は、これも必要な時間なのだと捉えて、落ち着いて取り組んではいかがでしょうか。