大阪府公立入試 直前にすること
もうじき大阪府公立入試です。
昨年は全体的に難化しました。特に社会が難しくなり、2018、2017、2019の順で平均は低くなっています。
今年はやはり社会の公民分野で差がつくことが懸念されます。過去問に頼りすぎないように注意が必要です。
さて、入試直前のこの時期、何をしたらいいか悩むこともあるかと思います。
保護者の皆様は、甘いお菓子や暖かい飲み物を用意してあげるくらいで留めておくと良いでしょう。
中には、この時期になっても遊んでいる子がいますが、一度真剣に話をした後は放っておくのが吉かと。
(やらない子は言ってもやらず、言ってやったところで同じ過ちを3年後にも…)
受験生の皆様は、原則、自信を養う勉強をすると良いかと思います。
指導者によってさまざまなアドバイスがあると思いますし、どれもそれなりの根拠があるはずです。
私が自信を養う勉強をオススメする理由は、自分がやってきたことを信じやすくするためです。
結局、直前に学力が爆発的に伸びることはありません。直前にやっとできるようになったことが、テスト本番でもしっかりできる可能性は高くありません。
それならば、今までに出来てきたことを本番でも出来るように準備することが、直前だからこそ出来る勉強なのではないでしょうか。
解けない問題が解けるようになることと、解けるはずの問題が解けないことを防ぐことは、同じ価値があります。
出来るだけ、今までやってきたことの反復や復習を行いましょう。
ただし、これはあくまで原則です。
攻めた受験を行う子は別になります。
放っておいたらほぼ落ちる側に回る人は、山を張り単元に賭ける勉強をしてもいいでしょう。
いつも通りの実力を出したら勝てる人と、いつも以上の力を出さないと勝てない人の勝ち方は違うのです。
どちらも、競争に勝ちさえすれば作戦として認められると思います。
理想と現実は違いますし、建前だけでは合格しないので、そこのところをシビアに考えて勉強しなくてはならない人がいるのも事実です。
原則的には基礎基本。例外的に攻めた勉強をするということがオススメの勉強法です。