大阪府公立高校入試合格への道

現役学習塾長が大阪府公立高校入試や教育について、いろいろ発信します。

少子化と学習塾

こんにちは。

 

2019年の出生者数は100万人を割り込み、事前推定数を大幅に超えて減少しているようです。

 

塾業界では少子化の波をプラスに考えるような話も見受けられますが、昨今のM&Aの流行は未来を危惧するに十分な現象と言えると思います。

 

さて、個人塾はどのような影響を受けるでしょうか。

 

まず、一施設あたりの生徒数が減るのは間違いないでしょう。母数が減るのは明らかですし、既に、近隣の小中学校のクラス数が減っているのを感じていらっしゃるかと思います。

 

生徒単価は上がるかもしれません。6ポケットと言われるように、教育への出資は今まで以上に祖父母を巻き込んでいくことでしょう。核家族化が進んでいるとはいえ、祖父母と疎遠になるような家庭は少ないはずですが、社会保障、主に年金問題との兼ね合いを考えると、必ず孫にお金を出すとも言い切れないとは思います。

 

個人塾運営にとって大きな問題なのは、地域の、子どものいる、個人塾をわざわざ選ぶ家庭からしか収入を得られないという点です。条件が厳しすぎるでしょう。

 

少なくとも2つ。収入源を確保すれば生存していくことは可能ではないでしょうか。