大阪府公立高校入試合格への道

現役学習塾長が大阪府公立高校入試や教育について、いろいろ発信します。

再開後の子ども達の動向について

緊急事態宣言の延長が発表されながらも、どうやら緩和の方向に進んでいきそうな流れですね。

第二波は来るとしても、基本的にタンパク質であるウイルスが高温多湿で弱体化するはずなので、今までよりはマシになるはず(たぶん)


怖いのは秋以降。インフルエンザと同じ時期に流行るのか、はたまたズレるのかわかりませんが、ワクチンの開発もしくは画期的な対症療法の確立がなされない限り、また緊急事態宣言の発令はあると思います。


仮に5月後半から学校が再開したとして、子ども達は元の生活に戻れるのでしょうか。

大人よりも適応力は高いと思いますが、この3ヶ月で失われたものも多いです。


一番は「長期的に学校に行けない、外出もできない」という経験をしてしまったことが損失です。

これ、強制引きこもりですから、慣れちゃう子が出てくるとまずいですよね。


子ども達が学校のありがたみを感じて、今まで以上に学校の活動に打ち込める場合もあると思います。

しかし、文化祭や体育祭、部活動のメインイベントの機会を失った子達が、学校に通うことを意義を見いだせず登校拒否する場合もありそうで心配です。しかも、このような問題は顕在化しにくく、いい解決策も打ち出せない。


何次被害といえばいいかわかりませんが、明るい未来も見えず今ですら生きがいのない生活をさせたくないので、せめて身近にいる子ども達だけには、明るい話をどんどんしていきたいところです。