自宅で勉強の面倒をみることがどれほど大変なことかお察しします
状況は変わらず(むしろ悪化?)GW明けに事態が鎮静化する兆しもなさそうです。
中国の武漢やスペインでは経済活動再開の動きがみられますが、果たしてどういった判断を下していくのか。
スペインが経済活動停止を緩和 イタリアでも書店など再開へ - ライブドアニュース
コロナウイルスのリスクを受け入れていくしかないのか・・・と思っているところ、孫正義氏のこの投稿。
嵐の前では臆病だと笑われるくらい守りに徹した方がいい。
— 孫正義 (@masason) 2020年4月15日
それが本当の勇気だと思う。
孫正義
確かに命あっての物種。「嵐」というのはいいたとえで、抗おうにも一方的かつ命の危険を十分に伴うわけだから、耐えしのぐことに徹するしかないのではと思う。
「敵」ならば戦えるのだけど、武器もないし対抗手段がない。
自宅勉強の大変さ
さて、そんな状況の中、弊塾の子ども達も家でべんきょうしてもらわにゃならんということで、ご家庭お電話をして状況の確認をしています。
「時間割を決めてやってみようね。また明後日連絡するね」
「いい調子だね。わからないところがあったら連絡しておいでね」
なんて声掛けをしていて思うことは、家以外の学び場がないことの大変さです。
本来、この状況に危機感を覚えなくてはならないのは子ども自身であるが、当然、大人の方が焦るわけです。
親御さんにしてみたら、子どもがずっと家にいることも違和感なのに、さらに勉強しないとなると気が気でない。
保護者さんとお話していて、ものすごい葛藤をなさっているのを感じます。
本当に誰が悪いわけでもない状況、この特殊な状況の中で、全員が自然でいられないわけだが、
何より子どもの心配をしてしまうのは親心というものだと思います。
学びエイドを利用してみては?
小学生は、あいにく自立するにはまだまだ精神年齢がおこちゃまで、正直、中学受験をしようが何をしようが、大人が面倒をみてあげないといけないと思うが、中学生以上は与えるものを変えることで頑張ることありそうだと思います。
というのも、実は弊塾では「学びエイド」の利用を提案していて、それがうまくいっているのです。
「学びエイド」は説明がコンパクトかつ分かりやすく、教科書を読むのがめんどくさいタイプの子どもにはうってつけの教材です。
合わないタイプは、そもそも勉強する気がない子。または、スマホやタブレットの違う用途に気がとられちゃうタイプ。
【ちゃんと勉強しよう】という前提がない子には向いてないとは思います。
今までの映像授業のデメリットは「必要のない説明も動画で見なくちゃいけないの?」感があったことだと思います。
生の授業であれば、それはすべて実際の受講者に向けられているものなわけだから、生のコミュニケーションの要素があります。
しかし、すでに「終わっている」授業にはその要素はなく、特に勉強にはバラエティのような面白さを求めているわけではないので、不要な部分はとにかく不要でしかないわけです。
この「学びエイド」はその無駄をとにかく省いているのが特徴です。
自宅で勉強するには意識改革が重要
「学びエイド」を導入したご家庭がうまくいった一つの要因として、新しいツールの導入をきっかけに、自宅での過ごし方にルールが加えられたことがあるようです。
というのも、勉強する時間を、まるで学校の時間割のように設定し、家族でその時間割を守るように動くことにしたそうなのです。
ただ「勉強しなさい!」といったところで、子ども任せかつ、子どもには何の面白みもないわけですが、家族で協力して新しいことに取り組むことで、子どもも他の家族も楽しむ(前向きに活動する)ことができるので、それがよかったと保護者さんはおっしゃってました。
これはなるほどです。
自宅でたくさん勉強しなくてはいけない異常事態を、子どもが自然に受け入れられるはずもないので、みんなで意識改革しちゃったわけですね。すごく参考になるお話でした。