大阪府公立高校入試合格への道

現役学習塾長が大阪府公立高校入試や教育について、いろいろ発信します。

超過死亡について

https://www.afpbb.com/articles/-/3283315

今年の志望者数が、過去の同時期における平均死亡者数と比べてどれくらい多いかを表す「超過死亡」の数値に注目が集まっているそうです。

 イタリアでは、2月20日~3月31日の期間の新型ウイルスによる死者は1万2428人とされている。だが、過去5年間の平均と比較した同期間の「超過死亡」は2万5354人に上る。

 米国ではこの差がさらに大きい。米国での新型ウイルス流行がピークに達する前の3月の超過死亡数は6000人で、新型ウイルスによる公式死者数の3倍以上となっている。

 他の欧州諸国と比べ新型ウイルス対策に成功したとされるドイツでさえ、今年3月の超過死亡数は3706人と、新型ウイルスの公式死者数である2218人を上回っている。

 一方フランスでは、3月1日~4月27日の新型ウイルスによる公式死者数は2万3291人で、前年と比較した超過死亡数の2万4116人とほぼ一致している。

引用(AFP BB NEWS)

確かに、他の災害がない限り、特別に大幅な志望者数の増加の理由はないはずです。
日本で1990年頃の大不況の際は自殺者数が大幅に増えたことはあったそうですが、それでも1万人程度で、全体でみると微々たる数値ではあります。

そもそも感染者数や死亡者数のカウントには当初より疑問がありました。

世界共通のカウント制度が確立されているわけでもなく、はたまた世界中で完璧な調査体制が組まれているわけではないからです。

多くの視点から真の実情を考察するという試みは必要であり、この他にも納得できるようなデータ収集が多くなればと思います。

どこの国とは言いませんが、正しい情報を発信しているとも限らないので信用しきることは出来ないでしょうが、少なくとも、「こうなのではないか」という傾向は推測できるはずです。


日本は当初から「重篤な患者を増やさない」「死者数を増やさない」という2点に注力していたように思います。
諸外国からの批判は当然あるでしょうが、それは、日本人のモラルを理解できていないからかもしれません。(確かにそんな曖昧で不確かなものを頼りにしているような政府ではダメかもしれませんが)

もちろん、今後間接的にダメージを被り、カウントできない被害者もいるとは思いますが、結局一番止めておきたいのは死者を出さないこと、そして、できる限り幸福の度合いを低下させないことだと思います。