国語の漢字は馬鹿にできない
国語において、漢字は、その読み書き自体が定期テストや入試で出題されるため、勉強することが多いものです。
しかし、漢字はその意味を知ること、語源を知ることが勉強の礎となります。
たとえば柔和(にゅうわ)という熟語は、その読み書き自体が入試で頻出なわけですが、柔という字をニュウと読むことが特徴的な熟語です。
柔道(じゅうどう)の方が馴染み深いので、ジュウワと読む間違いが多いです。
和という漢字は平和(へいわ)や中和(ちゅうわ)で使われるように、打ち消したり和らげたりという意味で使われます。
そういう特徴を掴むと、柔和の意味も読みもなんとなく覚えられるものです。
覚える過程で、他科目でも出てくる言葉や、関係性を論理的に考える思考が身につくわけです。
英単語にしろ、ただ覚えるだけと思わずに、その過程で得られる力に着目しながらトレーニングするのも、学力向上には必要な姿勢だと思います。