大阪府公立高校入試合格への道

現役学習塾長が大阪府公立高校入試や教育について、いろいろ発信します。

序列はある。

高校入試は小問数が多いため、得点が努力と正比例しやすい。大失敗があまりないのだ。

自分がさっぱりわからない問題は、同じレベルの高校を志望している人たちも大体わからないことが多い。
つまり、模試の判定でBくらいを取れる実力があるのならば、自分が取れるところだけきちんと取ると、自然と合格圏に入る。
たまたまその年だけ、自分と同じレベルの人が本番に強い人だらけということもない。
個人の失敗はあるかもしれないが、全体を見ると実力通りの序列になりがちだ。


そのような状況だと理解すれば、今の自分がやるべき勉強は決まってくる。

学力が合格圏に入っていそうな人であれば、取りこぼしのないように気をつけて解く練習をしよう。
時間配分や計算ミスの予防、基本事項の確認をしておけば問題ないだろう。

合格圏外の人は、何かしらのパワーが欲しいのだから、今までの自分では無理だった何かをする必要がある。
実力通りにいくと、実力通りの序列になるのだから落ちることもある。
その序列を覆すには、とびきりの努力が必要だ。
それにはリスクが伴う。少なくとも安定や余裕はないだろうが、それ相応の覚悟を持てば、やれないことはない。

それぞれがそれぞれを受験をするわけだが、是非最後まで自分を信じて頑張ってほしいと思う。